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『東のエデンⅠ The King of Eden』感想(ネタバレあり)

『滝沢朗』は何者か?
今回は明らかにはなりませんでした。次の劇場版で明らかになるようです。

そもそも、『滝沢朗』という名前自体も、彼が記憶をなくした後、アパートにあった6冊のパスポートの中から、咲と一番親しくなれそうな生年月日だったものを選んだわけで、本名かどうかは明らかになっていません。

そういうわけで、やっとネタバレ感想です。

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TVシリーズは、滝沢が咲と過ごした8日間を描いた話で、密度は濃いけどすごく短い時間の話です。

今回の劇場版Ⅰも、TVシリーズ直後から、咲が滝沢を探しにニューヨークに飛び立つまでのプロローグ部分を除くと、丸1日くらいしか時間の経過のない話でした。

滝沢の残したメッセージを手がかりに、滝沢を探していた咲ですがずっと空回りでした。
一方滝沢はテロリストにして過労死した総理の私生児として、マスコミに騒がれ始めます。

JUIZは滝沢の「王様にする」という申請を、日本で一番偉い人になるとか、為政者になるとかそういう意味で受け取ってしまったらしいです。
高度な技術と思考能力を持っているとはいえ、所詮彼女達は人工知能に過ぎずこういったところで、頓珍漢なことをしてしまうらしいです。

「一緒に旅をした場所にいる」とノブレス携帯にメッセージを入れて姿を消した滝沢ですが、ワシントンにも、豊洲や日本のほかの場所にも滝沢はいなかったそうです。今まで探していない場所で、滝沢の言う条件に当てはまる場所を思いついた咲は、滝沢が総理の後援会のメンバーたちに見つかる前に、滝沢を探し出そうと、こんどはニューヨークに行きます。そういうわけで、滝沢を探しにニューヨークに来た咲は、セレソンNo.6に荷物を細工され拳銃がキャリーケースに入っていたので、無理矢理タクシーを降ろされ早速ピンチになります。

どうにか目的地についた咲は、グランド・ゼロの場所で滝沢と再会します。11発目のミサイルの煙をグランド・ゼロに見立てて取った写真。それが、滝沢の言っていた場所だったわけです。
もっとも、滝沢は最終回で記憶を消しているので、咲のことは覚えていないようですが……
滝沢の機転でタクシーに残していた荷物を取り返した咲は、自分の目的が滝沢を探しに来たことだと滝沢に、携帯に残っている二人で取った写真を見せながら告げます。

滝沢の部屋……ホテルにとりあえず行くことになった咲達は、エデンメンバーから今帰国するのは状況的に危ないから、NYにいるように指示を受けます。

ミサイル追撃で、2万人のニートと共に注目を浴びた『東のエデン』は起業化、六本木にオフィスも構えましたが、元々のメンバー以外の社員やバイトは、社会人という自覚はなく、お客様気分のようです。
滝沢が『総理の私生児』というJUIZやセレソンNo.2の辻が作り上げた情報を覆し、滝沢を救う為エデンメンバーとパンツはエデンサイトを強化して、ネット状に残る滝沢の過去の情報……を探し出そうとしますが、逆にエデンサイトをJUIZに利用されて、滝沢の過去を『飯沼朗』……総理の私生児へと塗り変えて行きます。
JUIZを止める為、平澤はエデンの検索エンジンを破棄、また公安に携帯電話を使って盗聴されていたこともあって、メンバーたちはオフィスから、大学のエデンサークル部室に起動することにしました。
パンツが、ノブレス携帯から集めた情報で、随時セレソンたちの活動履歴や、セレソンたちの情報を集めたところによると、死んでいたと思われたNo.5『火浦』は記憶をなくしていたものの生きていたことが判明。
『消される』と言うのは、死ぬと言うことではないかもしれないということですが、楽観視は出来ないようです。

TVシリーズでは特に動いていなかった辻は、滝沢がメリーゴーランドの上から、追撃の指示を出す姿を『AIR KING』、ニート達を『AKX20000』として、プロデュースして色々稼いでいるようで、出てきたときは船の上で、判りやすいセレブの生活をしていました。
どうして活動を始めたと言うと……『面白そうだから』とか答えが帰ってくるような気がします。
彼のシナリオは、滝沢をヒーローと祭り上げて近隣諸国の危機感を高め、滝沢を暗殺させることで世界に対して被害者になること。『被害者最強』という言葉は確かに今の世界情勢を表している言葉です。
加害者は被害者に対して償わなくてはならない、被害者は加害者に賠償を要求する権利がある……アングロサクソンの訴訟社会の考えは私はキライなんですがね。

滝沢は、記憶を消す前、JUIZにダンボを見た映画館に行くように指示をだせとJUIZに指示していたようです。
JUIZに出した『王様』指示を今取り消したところで、これまでの活動が収まるわけでもないので、一旦その件は保留にします。
記憶がないといっても、咲とのことは『男女がグランドゼロで再開するタイトルの判らない映画』と思っていて、毎日咲と再会した場所に通っていうことで、すべて忘れてしまったわけではないようです。
滝沢と咲を利用して、男女が数々の困難を乗り越えて結ばれるアクション映画でも撮ろうとしているのか、No.6はシャワーを浴びさせるため、二人の部屋のヒーターを細工するように指示をします。
No.6のセレソンは明らかにやる気のないようですが、いつも頓珍漢な指示を出されていれば、そういう態度にもなるでしょう。
No.11の黒羽は、彼女なりに滝沢を救いに来たようでヒーターの細工を活動履歴で見た彼女は、滝沢の携帯に電話してそれを知らせ、二人は間一髪部屋を脱出します。

滝沢のバイト先……滝沢がダンボを見た映画館に非難した二人です。
そこに張られているポスターが豊洲のものと同じで、滝沢の原風景のようでした。
朝になって、滝沢が豊洲のメリーゴーランドに『ゴールデンリング』がないと言っていたことを覚えていた咲は、『ゴールデンリング』のある遊園地に滝沢を連れて行きます。
このあたりは、TVシリーズを意識した場所に行っていますね。

映画館や遊園地で思い出した滝沢の記憶によると、彼は昔母親とニューヨークに住んでいて、母親は滝沢を映画館に置いて、仕事に行っていたようです。
一人で置いていかれるわけですから映画が楽しかったわけではなく、唯一母親と観たのは『ダンボ』だけだったようです。
遊園地も母親との思い出の場所でした。
父親の話が出てこないことから、シングルマザーのようですが……

ほのぼのした時間は、今度は自ら乱入してきたNo.6に邪魔されますが、間一髪黒羽が出てきて、二人を車で拾います。
No.6は一体どんな映画を撮りたいんだ?

黒羽は過労死した飯沼総理の後援会に接触していて、飯沼夫人の依頼で私生児だと言われている滝沢を迎えにきたそうです。
チャーター機で滝沢と黒羽だけで帰国する予定でしたが、ここでそれまでノブレス携帯を殆ど使っていなかったNo.1物部が動き出します。ある座標に向かってそれぞれミサイルを計3発発射の指示を出したのですが、これがトレーラーでどこかに移動中のJUIZの本体を破壊するというかなりえげつないものです。

ミサイルは、まずMr.Outsideの可能性のあるNo.12のJUIZを破壊し、辻のNo.2を破壊、最期にNo.9……滝沢のJUIZを破壊する予定でしたが、黒羽が自分のNO.11のJUIZをNo.9を追い越して位置を入れ替わることで身代わりになりました。
黒羽もねぎらいの言葉を掛けていましたが、このときのJUIZが健気で泣けます。

セレソンの資格を失った黒羽は、咲に自分の替わりに日本に行くようにと言い残して去っていきます。

こうして、滝沢と咲が飛行機に乗ったところで終了。

元々官僚で政治家とのつながりもある物部も滝沢を利用しようとしているようですし、ノブレス携帯の反応が消えていたNo.11結城もわざと携帯を壊し潜伏していたようで、やつれた姿で辻の前に姿を現しました……どうも、風呂にも入っていなかったようですが……

とにかく、日本は敵ばかりでどうなるんだ? というところで終了。続きが気になって仕方ありません。

さてまて、劇場内のカフェの写真をUPしておきます。
TVシリーズで出てきた、滝沢の住んでいた場所です。

今回は、アップルティーを頼みました。
次は、マンゴーラッシーにしようと思います。

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